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セイタカアワダチソウ駆除方法!除草に効果的なおすすめグッズご紹介

セイタカアワダチソウは、河川敷や鉄道沿線などに群生しており、
秋になると一面黄色い花を咲かせるのが印象的です。

気が付くと空き地や造成地、使わなくなった畑・田んぼなどに侵入していて、
あっという間に広がっていく厄介な雑草です。

 

大量のセイタカアワダチソウ

 

セイタカアワダチソウが群生している場所では、害虫が発生したり、
イノシシなど害獣の隠れ場になったり、ゴミのポイ捨て、近隣からのクレームでトラブルになる場合もあります。

そのため草刈り駆除をされるのですが、 刈っても刈っても毎年増えていくセイタカアワダチソウに、
どうやって駆除したらいいのかと困り果てている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

この記事では、20年以上雑草対策に取り組んできた防草シート専門店のスタッフが、
セイタカアワダチソウの生態をもとに効果的な駆除方法(除草方法)を詳しくご紹介します。

セイタカアワダチソウを駆除したいとお考えの方は、是非参考になさってください。

 

 

セイタカアワダチソウとは?驚異の繁殖力

これから駆除しようとしている「セイタカアワダチソウ」には一体どのような特徴があるのでしょうか。
まずはセイタカアワダチソウの生態や繁殖方法について解説いたします。

 

セイタカアワダチソウの特徴

セイタカアワダチソウは、キク科アキノキリンソウ属の多年草(多年生植物)。
多年草とは、文字通り1年だけでは終わらず数年にわたって生きながらえる草です。

セイタカアワダチソウと言うだけあって、草丈は1m~2mと非常に高く、
子供が中に立ち入ればすっぽり隠れてしまう程の草丈です。中には3mほどにまで達するものも見られます。

 

草丈の高いセイタカアワダチソウ

 

背丈が非常に大きくなりますが、冬場は地上部が全て枯れます。
ですが、地下部は生きているため、枯れた親株のすぐ近くに新たに芽を出し、
葉を広げ地面にへばりつくような状態で越冬して翌春に再び大きく成長します。

 

越冬して翌春に再び大きく成長するセイタカアワダチソウpc

越冬して翌春に再び大きく成長するセイタカアワダチソウsp

 

大量に黄色い花を咲かせるので、花粉症の原因と言われることもありますが、
実はセイタカアワダチソウとよく似た雑草「ブタクサ」の間違いです。
花粉症の原因として多いのは、ブタクサです。

 

ブタクサ セイタカアワダチソウ
▲ ブタクサ ▲ セイタカアワダチソウ

 

セイタカアワダチソウの繁殖方法

セイタカアワダチソウは、ひとたび侵入してくると瞬く間に広がっていく非常に繁殖力の強い雑草です。
なぜそれほどまでに繁殖力が強いのでしょうか?

 

セイタカアワダチソウの繁殖方法は二通りあります。
地下茎(根茎)による繁殖種子による繁殖です。

それぞれどの様にして増えていくのかをご紹介しますね。

 

地下茎による繁殖

地下茎とは、土の中に埋もれていて普段は見えない部分(根っこのようなもの)です。
セイタカアワダチソウの地下茎は比較的浅く、地表面から深さ10cmまでの間に多く広がっています。

 

6月頃に親株から放射線状に地下茎を伸ばします。
1シーズンで15~60cmの長さにまで成長し、その先々で新芽を出しては繁殖していきます。

 

地下茎による繁殖pc

地下茎による繁殖sp

 

種子による繁殖

セイタカアワダチソウの開花時期は10月~11月頃です。

 

花が終わると、種子ができますが、セイタカアワダチソウのすごいところは種の量です!
1本のセイタカアワダチソウから出来る種の量は、なんと5万粒~300万粒にまでなります。

さらに、セイタカアワダチソウで驚くのは、種子を拡散する距離!
種にはタンポポのような綿毛がついており、2~3㎞先まで飛んでいくものもあります。

 

セイタカアワダチソウの群生地では、想像もできないほどの種が作られ、
ものすごい量の種が風に乗って拡散されているのでしょう。

 

拡散された種は、12月~1月頃に芽を出し、冬場は地面にへばりつくような形態で越冬します。
そして、暖かくなる4月頃から一気に草丈が伸びて2mほどの高さまで大きくなります。

 

拡散された種pc

拡散された種sp

 

セイタカアワダチソウが群生するワケ

一面セイタカアワダチソウに覆われた空き地や河川敷では、他の種類の雑草が殆ど見られません。
なぜ他の植物が殆どないのでしょうか。その理由もご紹介致しますね。

 

光を遮断するため

セイタカアワダチソウは草丈が非常に高くなるので、草丈が低い雑草は、光を遮られてしまいます。
その結果、植物の成長に必要な光合成が出来ずに育たなくなってしまいます。

 

光を遮断するセイタカアワダチソウ

 

アレロパシー物質の放出

アレロパシーといって他の植物の種子発芽や成長を妨げる物質を地下茎や根から出し、
他の植物が生育することを妨げるので、近くの雑草は育たなくなります。

 

アレロパシー

 

セイタカアワダチソウは、明治時代に観賞用として日本に持ち込まれたのですが、
この驚異の繁殖力で野生化し、急増した帰化植物です。

繁殖力の強さから生態系被害が懸念されていて、生態系被害防止外来種(旧名称:要注意外来生物)に指定されています。
日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれており、各市町村から駆除の協力要請がでている程の強い雑草です。

 

では、次にセイタカアワダチソウの駆除方法をご紹介していきます。

 

 

セイタカアワダチソウの駆除方法にはどんな方法がある?

これまでの説明で、セイタカアワダチソウの繁殖力の強さがお判りいただけましたか?
ではどうしたら駆除できるのでしょう?セイタカアワダチソウの駆除方法がいくつかありますのでご紹介いたします。

 

アレロパシー物質による駆除

1つ目は、アレロパシー物質による駆除です。
と言っても、何か散布するわけではなく、一切手をかけずに放置する方法です。

先ほどご紹介した通り、セイタカアワダチソウはアレロパシー物質を放出します。
他の植物を育たなくする効果があるのですが、繁茂しすぎると自分自身も自ら放出するアレロパシー物質の影響を受け、衰退していきます。

 

この駆除方法は、一切手間がかからず楽ですが、
衰退するまでに長い時間がかかるのであまりおすすめではありません。
近隣の方の迷惑にならない場所で、すでに全面セイタカアワダチソウに覆われているなら別ですが、
近くに田んぼや畑、住宅があるところでは広範囲に種子を拡散し、近隣の迷惑にもなりますのでやめましょう。

 

草刈りによる駆除

2つ目は、草刈り機でセイタカアワダチソウを刈り取る方法です。
駆除する時期は、6月頃と9月頃の2回にしましょう。

6月頃に草刈りをすると、地下茎から新芽を出して地上部を再生するため、
地下茎に蓄えた栄養分を消費させることが出来ます。

9月頃に草刈りをすると、種子による繁殖を防ぐことができます。
他にも、来年のために地下茎に栄養分を蓄え始める時期なので、来年の再生を衰退させる効果があります。

 

草刈りによる駆除は、年2回最適な時期に行えば徐々に衰退はしますが、
地下に張り巡らした地下茎を完全に駆除することは困難です。

地下茎に蓄えている養分を使っては新たに芽を出し再生してしまいますので、
毎年繰り返し駆除する必要があります。

草刈り時間をしっかり確保できる方や、草刈りの体力がある方には良いですが、
草刈り時間のない方や体力的に困難な方には、あまりおすすめではありません。

 

除草剤による駆除

3つ目は、除草剤を散布し、除草成分によって駆除する方法です。
除草剤は、地上部(茎や葉)から地下茎(根茎・根)まであまり手間をかけずに駆除でき、体への負担が軽いのでおすすめです。

 

除草剤には「茎葉処理剤(液体)」「土壌処理剤(粒状)」の2種類があります。
ホームセンターなどでよく見かける除草剤「ラウンドアップ」は茎葉処理剤(液体)になります。

 

土壌処理剤とは?

土壌処理剤は粒状の除草剤で、まだセイタカアワダチソウが生えていない時期に散布し、
新たに生えてくるセイタカアワダチソウを抑える効果があります。

地面に除草成分の膜を張り、セイタカアワダチソウの根から除草成分を吸収させ、枯死させるタイプです。
地下茎から出てくる新芽の他、種子が発芽し、成長するのを防ぐ効果もあります。
除草剤にもよりますが、効果は比較的長く、5~6カ月程度あります。

 

土壌処理剤

土壌処理剤sp

 

ただし、すでに生い茂っているセイタカアワダチソウには効果がありませんので、
生えているセイタカアワダチソウはいったん綺麗に刈り取ってから散布する必要があります。

また、土壌処理剤の除草剤は、長い期間土壌に除草成分が残留するので、
付近に花や木が植えてある、または後々花や木を植える計画などがある場合は使用しないでおきましょう。

 

その他、粒状の除草剤が流れていくような斜面での使用はやめましょう。

 

茎葉処理剤とは?

茎葉処理剤は液体の除草剤で、既に生えているセイタカアワダチソウを駆除する場合に効果があります。

水やりをするような感覚で、セイタカアワダチソウの葉や茎に直接除草剤を散布すると、
除草成分が葉や茎から吸収され、地下茎まで行きわたり枯らしてくれます。

 

茎葉処理剤

茎葉処理剤sp

 

ただし、セイタカアワダチソウの葉や茎から除草成分を吸収し、
根まで行き渡らせる必要があるため、除草剤の散布時期には注意が必要です。

 

  • 草丈や地下茎の伸長が著しくなる前の時期、5月頃に散布する!
  • 8~9月頃草丈が高い場合は、全体に薬剤が行き渡り難く効果が薄れる場合があるので、一旦50~60cm程度の高さに刈り、新しい葉が出てくる頃に散布する!
  • 雨が降って除草剤が流れないよう2~3日天気の良い日に散布する!
  • 風が強い時は、飛散して近くの植物も枯らしてしまう恐れがあるので風のない時に散布する!

 

また、これから生えてくるセイタカアワダチソウには効果がありませんので、
生えてきたら散布を繰り返し、徐々にセイタカアワダチソウの発生を減らしていく必要があります。

 

他にも、茎葉処理剤の除草剤は、原液を希釈するタイプと希釈せずにそのまま使えるストレートタイプがあります。
空き地など広い面積には、コストや持ち運びの面から希釈するタイプが人気ですが、希釈倍率は除草剤の種類・メーカーによってバラバラです。

希釈倍率を間違えると効果が出ないこともありますので、間違えないよう注意しましょう!
または、希釈倍率を間違える心配のないストレートタイプを使用されると安心ですね。

 

以上のように、除草剤は、すでに生えている雑草に効く茎葉処理剤と、
これから生えてくる雑草に効く土壌処理剤とがあるため、セイタカアワダチソウを駆除するには、 茎葉処理剤と土壌処理剤の両方を使用されるのがおすすめです。

 

防草シートによる駆除

4つ目は、セイタカアワダチソウを根元から綺麗に刈り取ったあと、
防草シートを敷いて日光を遮断し駆除する方法です。

 

防草シートによる駆除

防草シートによる駆除sp

 

防草シートは日光を遮断します。
防草シートを敷くと、セイタカアワダチソウが地下茎から新芽を出しても太陽の光があたらないため、
成長に必要な光合成ができず、枯れていきます。

そのほか、地面に落ちているセイタカアワダチソウの種も防草シートにより光が遮断されるため発芽できません。

 

また、セイタカアワダチソウの葉は丸く、防草シートを貫通することもできません。
最終的には地下茎に蓄えた栄養分を消費して徐々に絶えていきます。

防草シートや防草シートを固定するピンなどの資材費用は掛かりますが、
セイタカアワダチソウの地下茎や種子が残っていても効果的に駆除できるのでおすすめです。

 

おすすめの防草シートは
こちら

 

 

セイタカアワダチソウの駆除には防草シートがおすすめ

セイタカアワダチソウの主な駆除方法をご紹介しましたが、
1度の手間で長期間に渡り地下茎と種子を駆除できるのは防草シートだけ!
防草シートがおすすめな理由をご紹介いたします。

 

防草シートが1番おすすめな理由

理由1:防草シートは、一回敷けば駆除できる!

除草剤は、1回では地下に張り巡らされた地下茎の全てに除草成分を行き渡らせることはできません。
そのため、1回の除草剤散布では駆除できず、何回か散布する必要があります。

 

ですが、防草シートは一回敷けば広範囲に張り巡らされた地下茎も問題なし!
地下茎から出てくる新芽は防草シートが光を遮断しているため成長できずに枯れていきます。

セイタカアワダチソウは、再び地下茎に蓄えられた栄養を使い、
何回か新芽を出しては枯れるを繰り返しますが、栄養分を全て消費するとセイタカアワダチソウを完全に駆除できます。

理由2:防草シートは、飛来してくる種子も予防できる!

セイタカアワダチソウは、たくさんの種を飛ばしますが、
防草シートが敷いてあれば上に種が飛んできても、防草シート上では育つことが出来ません。
もちろん、セイタカアワダチソウ以外の雑草の種も防ぐことが出来ます。

理由3:防草シートは、時期を問わずいつでも敷ける!

防草シートは、除草剤のようにセイタカアワダチソウ駆除に効果的な時期などはなく、
年中いつでも好きな時に施工できます。

また、2~3日晴れていないと駆除効果が薄れる除草剤と違い、
施工当日さえ雨が降っていなければ問題ないので、翌日翌々日の天気を気にすることなく気楽に施工できます。

理由4:防草シートは、効果長持ち!約10年にわたってセイタカアワダチソウを駆除できる!

防草シートの種類によりますが、丈夫で長持ちする防草シートを使用すれば
耐用年数10年と長期間に渡ってセイタカアワダチソウ駆除に効果を発揮できます。

 

 

だからセイタカアワダチソウ駆除には
防草シートが断然おすすめ!!

おすすめの防草シートは
こちら

 

 

プロがおすすめする防草シート

防草シートは、土壌への薬剤成分残留などもなく、ペットやお子さんにも安全・安心。
そして、一度の手間で長期間セイタカアワダチソウを抑えることが出来ます!

ですが、防草シートの選定や使い方を間違ってしまうと、
防草シートに掛けたコストや手間が水の泡になってしまうので
ズバリ、セイタカアワダチソウ駆除に効果的な防草シートをご紹介します。

 

中でも当店自慢のおすすめ防草シートを比較しましたので参考にお選びください。

 

セイタカアワダチソウ除草におすすめの防草シート

とことん草なしシート
(当店人気No.1)
大面積専用草なしシート
(当店最安値!)
とことん草なしシート 大面積専用草なしシート
価格 (税込)700円台/㎡ (税込)200円台/㎡
耐用年数 約10年 約8~10年
特徴 セイタカアワダチソウはもちろん、スギナなどどんな雑草も駆除可能。見た目がよく、当店で最も人気。厚みがあり丈夫で長持ち。 セイタカアワダチソウ駆除可能。安価だがとっても長持ち。
織物なので、伸縮性があり地面に馴染みやすく敷きやすい。
使い方 防草シートの上に何も載せず、むき出しで使用 防草シートの上に何も載せず、むき出しで使用
とことん草なしシートの注文は
こちら>>
大面積専用草なしシートのご注文は
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とことん草なしシート(当店人気No.1)

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耐用年数 約8~10年
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※表示価格は、2024年7月1日時点の税込価格です。価格は予告なしに変更する場合がございます。

 

 

さいごに

セイタカアワダチソウ駆除に防草シートを使ってみようかなぁ、 でも本当に大丈夫なのかなぁと不安に思われたなら、ぜひ無料の防草シートサンプルにお申し込みを!

当店では無料の防草シートサンプル・カタログをご用意しております。

 

セイタカアワダチソウ駆除に効果のある、おすすめ防草シート「とことん草なしシート」と 「大面積専用草なしシート」を含め、計8種のサンプルをお届けいたします。

当店の防草シートサンプルは、大きめのB5判サイズ(約18cm×25cm)。 防草シートを引っ張って強度を確かめたり、光に透かして光を遮る度合いを確かめられる大きさですので、 実際に手に取って品質を確認してみてください。

 

サンプルの他にも防草シートの敷き方や施工事例・お客様の声など、 情報満載のカタログも一緒にお届けします。ぜひ参考になさってください!

 

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