農地の防草シート施工事例(農道)[コンテスト応募作品]
[渡辺精一 様]雑草対策事例_施工経過後①
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[渡辺精一 様]雑草対策事例_施工後②
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[渡辺精一 様]雑草対策事例_接着テープの小道具③
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[渡辺精一 様]雑草対策事例_接着テープの小道具④
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[渡辺精一 様]雑草対策事例_シート貼り道具⑤
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[渡辺精一 様]雑草対策事例_シート貼り道具⑥
【渡辺精一 様からのコメント】
2~3年ほど前に防草シートは張り終えていますが、その時防草シートを張る時に私なりに考えて張った方法です。今は一通り張り終えて次の場所を考えています。
その防草シートを張る時に、端っこはどのように張ると風が吹いた時にシートがめくり上がらないかを考えました。
当時(2~3年ほど前)に異形鉄筋(凹凸がある鉄筋)があったのでそれを使いました。
シートを張る時に端を10cmほど余分に残して、最後に鉄筋を包み込むようにして丸め込みました。
その際はJ型ピンで50cm間隔で打ち込み頑丈にしました。
その年の秋ごろに台風が来ましたが、私の張った防草シートは全くめくり上がることなく台風は通り過ぎましたが、他の方が張った防草シートは完全にめくり上がり、ピンはあちこちに飛び、最初から防草シートの張り直しをやらざるを得ない状態で、凄く体力も時間も使い疲労困憊されてました。道端にはピンやシートで散らかり車が通れない状況でした。
当時、私は防草シートを張る前に何度も貴社の防草シートの張り方の動画を拝見して、参考にさせていただきました。
その中でも、シートを張る時はピンはできるだけ細かく打ち込み風の入るすき間を無くすことが重要だという言葉が気になっていたので、鉄筋を使いすき間なく、なおかつ重くすれば良いのでは…ということに行き着き実行しましたが、結果は大成功です。
動画を参考にしてよかったと今でも思っています。
今では、鉄筋の部分は道路のゴミや細かい砂利で埋まって一寸のすき間もありません。
芝桜も育ってきてくれたのでシートの端はほとんど見えません。こういう状態になると安心して見ていられます。
これから先にも防草シートを張る時には鉄筋を使う予定です。
今後の参考にと思いお送りさせていただきました。
[写真の説明]
施工後②
当初はわずかながらにすき間がありましたが、年月が経過すると道路際ということもあってか
砂利がすき間を埋めてくれました。こうなると、どんな風が吹いてもシートはめくり上がることはありません。
この方法でやってみて、3年ほど前の台風においてもびくともしなかったので今は確信を持っています。
他の方は、シートの端をきちんと打ててなくて(間隔が1~2mくらいでした)ピンが足らなくなったらコンクリートブロックや重石を置いただけだったので暴れるようにめくり上がっていました。
接着テープの小道具③④
箱の横に1cm位の穴を横に開けます。穴をあけたら、中からテープを出します。
テープ自体は、ツルツルしていて持ちにくいので箱の中から出せるようにしていると、巻きがバラバラになることが無く、テープを伸ばす時は箱を持ってそのまま移動すれば楽に手間なく貼れます。
防草シート張りの小道具⑤⑥
急斜面に防草シートを張る時、らくに張れる小道具です。
板をこのように組み合わせて、「コ」の字の箱を作ります。
また、下の面には塩ビのパイプをこういう状態で木ビスで固定させます。
箱とは別に、横に置いてある先端部が丸になっているクイを2本準備します。
写真⑥のように先端が丸になっているクイが斜面の下側に来る位置でこういう感じで刺します。
また、防草シートは、この向きで置きます。この写真は、防草シートは右側の方へ張る向きです。
左側へ張る場合は、防草シートをこの向きとは反対にセットします。
以上ですが、今後の参考にと思い送りさせていただきました。
【当店からひとこと】
渡辺様、グッドアイディアです!
鉄筋を使用された防草シート張りはホントに綺麗で、しっかりと固定できていますね。
これは台風が来ても安心安心。
他にも、テープの箱に一手間加えて取り出しやすくされているのも目からウロコでした。
さらに、「急斜面でも一人で防草シートが貼れる道具」まで作られたなんて!長い間防草シート専門店を運営しておりますが、渡辺さんが初めてです。
驚きました。また、今回はシステムの都合上ご紹介できませんでしたが、水路擁壁と防草シートの隙間の雑草対策としても鉄筋を使用されたり、接着テープを完璧にくっつける道具をご紹介いただいたりと、驚くことだらけ。
発想力のすごさに何度もビックリしちゃいました(^^)。
使用商品
概算費用 : 雑草対策コンテストにご応募いただいた事例写真です。
使用されたテープは、「ポリプロピレン(PP)シート用接着テープ」になります。こちらの現場面積や実際に使用された数量が把握できていませんので概算費用は控えさせていただきます。