当店の防草シートを比較しました
当店の防草シートで「らくらく草なしシート」 と 「とことん草なしシート」は、どんな違いがあるの? 「らくらく草なしシート」 と 「大面積専用草なしシート」は、見た目は良く似た織物系の防草シートですが、価格が全く違う。どんな違いがあるの?とこの様な質問をよく頂きますので、各防草シート違いをイラストで分かりやすく比較しました。防草シートを選定する際の参考資料として是非ご覧ください。
防草シート「らくらく草なしシート」 と 「とことん草なしシート」の比較
抑えられる雑草の種類(防草シートの構造)が違います。
「とことん草なしシート」は、不織布といって織り目の無い高密度のシートです。織り目がないので、葉先が尖ったチガヤやアシなどの超強力雑草も防草シートを突き抜けることなく抑えます。一方「らくらく草なしシート」は、織布に綿を絡ませたシートです。織り目があるため葉先の尖った雑草(チガヤやアシなど)は防草シートを突き抜ける事があります。
花の生育スピード(防草シートの透水性)が違います。
「らくらく草なしシート」は透水性が良く、「とことん草なしシート」よりも花の生育スピードが早いです。
歩行などによる防草シート表面の擦り切れ強度が違います。
「らくらく草なしシート」は、畦畔や通路など頻繁に防草シートの上を歩かれる場合に、表面の擦切れに強いです。一方「とことん草なしシート」は、シート上を頻繁に歩かれると表層がよれて破損する場合があります。
伸縮性・柔軟性が違います。
「らくらく草なしシート」は、織物系の防草シートのため柔軟性に富み、多少の凸凹でも馴染みやすく敷きやすいです。一方、「とことん草なしシート」は、高密度の不織布系防草シートのため柔軟性に欠け、凸凹があると地面に馴染みにくく敷きにくいです。
切り込みを入れた時のほつれにくさが違います。
「らくらく草なしシート」は織物系防草シートのためハサミで切り込みを入れるとほつれが生じます。一方「とことん草なしシート」は、不織布系防草シートのため、ハサミで切り込みを入れてもほつれる事がございません。
お客様がどのように防草シートを使用されるかによって、より最適な方の防草シートを選定していただければと思い、上記の比較をまとめてみました。是非参考にしてください。
- 防草されたい現場に葉先のとがった雑草がある場合には、「とことん草なしシート」、葉先が丸い雑草しかない場合には「らくらく草なしシート」がオススメです。
- 花を植栽されたい場合には透水性の良い「らくらく草なしシート」がオススメです。
- 防草シートを敷いた後、シートの上をこまめに歩かれる場合は、「らくらく草なしシート」がオススメです。
- 現場の凸凹が激しく、きれいに整地できない場合には、「らくらく草なしシート」がオススメです。
- 防草されたい現場にフェンスやガードレール等の支柱がたくさんある時には、切込みをたくさん入れるので「とことん草なしシート」がオススメです。
防草シート「らくらく草なしシート」 と 「大面積専用草なしシート」の比較
切り込みを入れた時のほつれにくさが違います。
「らくらく草なしシート」は、表面は織物系の防草シートですが、花を植栽したり、支柱やマンホール等の障害物があった時にシートに切り込みを入れても、裏面に綿(不織布)が絡んでいますのでほつれ難いです。一方「大面積専用草なしシート」は、そこからほつれが生じやすいです。
規格(長さ)が違います。
「大面積専用草なしシート」は、長さが100m巻きと長いため大きい面積ではつなぎが少なく敷きやすいです。一方「らくらく草なしシート」は、長さが25m巻きなので、大きい面積ではつなぎが多くなります。
耐用年数が違います。
「らくらく草なしシート」は、耐用年数約10年と長持ちします。一方「大面積専用草なしシート」は、耐用年数約8年と若干短めです。
防草シートの厚みが違います。
「らくらく草なしシート」は、厚み約1mmのしっかりした生地で風による繰り返し疲労に強いです。一方「大面積専用草なしシート」は、厚み約0.4mmと薄いため、風による繰り返し疲労に弱いです。
お客様がどのように防草シートを使用されるかによって、より最適な方の防草シートを選定していただければと思い、上記の比較をまとめてみました。是非参考にしてください。
- 花の植栽や支柱などの構造物がある時など切り込みをたくさん入れる時には「らくらく草なしシート」がオススメです。
- 防草シされたい現場が広い時には「大面積専用草なしシート」がオススメです
- 5~6年程度雑草が抑えられれば良い時には「大面積専用草なしシート」、長期間雑草を抑え続けたい場合には「らくらく草なしシート」がオススメです。