芝桜を楽しみながら雑草対策した方がお得？？　

芝桜を植えて、雑草だらけにならないか心配･･･と不安に思っている方にオススメの情報です！

雑草が気になるなら、防草シートを敷いてから芝桜を植えればいいんです。

でも、芝桜と一緒に防草シートなんて、高くつくなぁ～なんて思っていませんか？

実は、防草シートを使用した方が費用を安くできるんです。今回はなぜ防草シートを使用した方がお得なのかをご紹介しちゃいます。

芝桜だけで防草するのは大変！

芝桜だけで地面いっぱいにしようとすると、造園では1㎡（1m×1m）の中に30株～40株と、かなり沢山の苗を植えるように説明されます。

１ポットあたり直径約9センチです。そのため、1㎡に40株植えようとすると図のようにみっちみちになってしまいます･･･

なぜこんなにたくさん植えるのか？

それは地面を早く芝桜でいっぱいにして、雑草が生える隙間をあたえないようにするためです。少ない苗だと雑草がいっぱい生えてしまって、芝桜が大きくなるまでに雑草に負けてしまうからです。

一方、防草シートを使うと、雑草に負けることが少なく、苗はたったの4株でオッケーです。

では、1㎡あたり40株植え付ける場合いくらになるでしょう？
例えば1株130円の芝桜を使用すると、1m×1mに植える苗の合計金額は、5,200円になります。

防草シートを併用した場合、1m×1mに植え付ける苗の数は4株で合計金額520円。
植栽用の防草シート（らくらく草なしシート）1m×1mで止めピン含めて約724円。
花苗と防草シートと止めピンで、合計1,244円ですみます。

芝桜のみで雑草対策した場合の費用
商品名	単価	数量	合計
芝桜(9cmポット苗)	130円	40株	5,200円
合計金額			5,200円

防草シート+芝桜で雑草対策した場合の費用
商品名	単価	数量	合計
芝桜(9cmポット苗)	130円	4株	520円
らくらく草なしシート+Uピン(標準)		1㎡	724円
合計金額			1,244円

※表示価格は、R5.3.1現在の税込価格です。価格は予告なしに変更する場合がございます。
※芝桜や、防草シートの単価は参考価格です。ご注文数量や時期によって単価が変わる場合がございます。
※花苗・防草シート以外の肥料や培養土、施工手間は含まれておりません。
※1㎡あたり40株植栽の場合は、約15cmの植え付け間隔、1㎡あたり4株植栽は、50cmの植え付け間隔です。

結論：防草シートを使用した場合は、使用しない場合と比べて約4分の1の費用になりました！

※1㎡あたり4株の理由は、“防草シートへお花を植えるのは何株がいいの？？”をご覧ください。

メリットとデメリット

ただ、防草シートに芝桜を4株植えた場合には、デメリットもあります。

芝桜が全面を覆うまでに時間がかかることです。

土壌や気候条件によって芝桜の成長スピードは異なりますが、約3年程かかってしまいます。芝桜に覆われるまでの1～2年ぐらいは、どうしても防草シートが目立ってしまいます。

一方、芝桜を40株植えた場合は、数ヶ月で地面を覆ってしまうので早くから見た目がきれいになりますが、デメリットとして費用が高いこと、草むしりの手間がかかることがあります。

雑草対策メリットデメリット

以上を踏まえたうえでどちらを選択されるかはお客様次第です。

きれいになるまでに時間はかかっても費用を安く、草むしり手間を少なくした方法がいいか？

費用や手間はかかっても、早くきれいになる方法がいいか？

さあ、あなたはどちらを選びますか？

補足～芝桜を植えるなら１㎡あたり、最大9株まで！～

芝桜が防草シートが見えなくなるまで成長するのに3年も待てない！

そんな時は、どうしたらいいのでしょうか？

それは、植える株数を増やすことです。植える数を増やせば早くきれいにすることが出来ます。しかし、ここで重要なポイントがあります。

植栽する株数は、最大9株/㎡までとする！

株数を増やすということは、花を植えるための防草シートの切り込み部分も増えることになります。

これは、切り込み部分（植え穴）からの雑草が出てくるということで、草取りの手間が増える、さらには費用も高くなるという事になります。なので、そこをしっかり考えた上で植える数を決めてください。

植える本数	オススメ！ 4株/㎡	6株/㎡	9株/㎡	NG 16株/㎡
植える間隔	50cm	約40cm	約30cm	25cm
費用目安※	520円	780円	1,170円	2,080円
費用	安い		高い
見栄え (シートが隠れる)	遅い		早い
雑草の発生穴・草取り手間	少		多