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お庭の砂利敷きに掛かる費用っていくら?

お庭に砂利を敷きたいけど、業者さんにお願いすると高そうだし。

自分で砂利を敷いたらいくらぐらい費用がかかるのか?

 

実際に当店スタッフが敷いてみました。3cmの厚みで敷きました。

幅1.2m×長さ6m=面積7.2平方メートルの通路

▲幅1.2m×長さ6m=面積7.2平方メートルの通路

瓦チップ 12㎏(容量10リットル入) 398円

瓦チップ 12kg(容量10リットル入) 398

砂利敷きにかかった費用は、398円×22袋=8,756円(消費税込)

安価な瓦チップを使ったというのもあり、安くすみました!
(※瓦チップはホームセンターで購入しました。申し訳ございませんが当店では販売しておりません。)

 

お庭の砂利敷きにいくらかかるか?を知るために必要な事

どうしたらお庭の砂利敷きにかかる費用が分かるのでしょうか?

意外と簡単。3つ分かれば自分で計算できます。

 

  • 砂利を敷くお庭の大きさを測る
  • 砂利の厚みを決める
  • 砂利の価格を調べる

 

この3つが分かれば、砂利敷きの費用が計算できるので自分でやってみましょう!

 

1.砂利を敷くお庭の大きさを測ろう

まずは、どのぐらいの大きさの場所に砂利を敷くのか?

巻尺で縦と横の長さを測って面積を計算します。

縦(m)×横(m)=面積(平方メートル)

 

ちなみに、うちで砂利を敷いたのは、

縦1.2m×横6m=面積7.2平方メートルです。

 

2.砂利敷きの厚みを決めよう

なぜ砂利の厚みを決める必要があるのか?

それは、必要な砂利の量を、面積と厚みによって求めるからです。

 

厚みによって砂利の使用量が全く違ってくるので重要ですよ。

小面積でも使用量はハンパないので、計算して驚かないでくださいね。

 

では、砂利敷きの庭って、いったいどのぐらいの厚みで敷くのがいいのでしょう?

砂利敷きの庭をどう利用するかによってオススメの厚みがあります。

 

人が歩く程度のお庭なら、3cm~5cmの厚みがオススメ。

車を乗り入れするような庭の場合は10cm程度の厚みがオススメです。

 

ただ、ここでご注意!

砂利の粒の大きさによっては厚みを変えなければいけません。

極端な例で説明しますと、3cmの厚みで砂利を敷くのに直径3cmぐらいの大粒の砂利を入れるようでは厚みに対して砂利1粒しかありませんよね。これでは土が見えちゃいます。

厚みが薄すぎますので最低でも6cmぐらいの厚みは欲しいところ。

 

ちなみにうちは、歩行用の通路で、粒の大きさが5~15mmだったので 3cmの厚みにしました。

 

砂利の厚みが決まったら次は、「砂利の厚みによってどのぐらいの容量が必要なのか」を計算しましょう。

まずは、基本となる1m×1m1平方メートルの広さで考えてみますね。

 

計算式を書いて説明すると、長々と分かり難いので単純に、

1平方メートルの面積に厚み1cmで砂利を敷いた場合の容量は、10リットルです。

3cm厚ですと、30リットル。

5cm厚なら50リットル、10cm厚なら100リットルの容量になります。

 

ちなみにうちの通路の場合、縦1.2m×横6m=面積7.2平方メートル、厚み3cmなので、
30リットル×7.2平方メートル=216リットル必要です。

 

 

3.砂利の価格を調べよう

砂利敷きに必要な材料は「砂利」。

あたり前ですが、砂利の種類によって価格が全然違ってきますので調べてみましょう。

 

近場のホームセンターで砂利の価格を見てきましたので参考までに。消費税10%込み価格です。

 

瓦チップ

瓦チップ

粒の大きさ:5~15mm
重量:12kg(容量約10リットル)
価格:398円 ※リサイクル商品

ガーデンストーン

ガーデンストーン

粒の大きさ:3~5mm

重量:10kg(容量:約5リットル)
価格:498円 ※洋風

バラス

バラス

粒の大きさ:15mm以下
重量:20kg入(容量:約10リットル)
価格:198円 ※下地用

 

上記の3つをみても種類によってピンキリです。倍の価格差があるものもありますね。

是非お近くのホームセンターで調べてみてください。歩くと音がなる防犯砂利などもありますし、サンプルが出ていることもあります。現物を目で見て触って色合いや粒の大きさ、音なども確認してお好みの砂利を選んでみましょう!

在庫がなければ他店舗から取り寄せてもらえたりしますし。

 

ちなみにうちは、価格の安さ、粒の大きさ、見た目で「瓦チップ」12kg入(約10リットル)398円にしました。

 

 

お庭の砂利敷きにかかる費用を計算してみよう

庭の大きさ、砂利の厚み(必要な砂利の量)、砂利の価格、この3つが分かったら、砂利敷きにかかる費用が計算出来ます。簡単に求められる計算式を書いてみましたので、計算してみてくださいね。

 

砂利敷きにかかる費用の計算式

縦(m)× 横(m)=面積(平方メートル)

面積(平方メートル)× 厚み(cm)× 10(リットル)=必要な容量(リットル)

必要な容量(リットル)÷ 砂利1袋あたりの容量(リットル)=購入数(袋)

購入数(袋)× 砂利の単価(円)=費用(円)

 

ちなみにうちの通路にあてはめると、

縦1.2(m)× 横6(m)=面積7.2(平方メートル)

歩行用に厚み3cmにしたので、

7.2(平方メートル)× 厚み3(cm)× 10(リットル)=必要な容量216(リットル)

1袋が約10リットルだったので、

必要な容量216(リットル)÷砂利1袋あたりの容量10(リットル)=21.6(袋)≒購入数22袋

1袋が398円なので、

購入数22(袋)× 砂利の価格398(円)=費用8,756(円)

砂利敷きにかかる費用は、8,756円(消費税込)になりました!

 

参考までにうちで使用した砂利(瓦チップ)で、厚み別に必要な容量と購入数、費用をまとめて表にしてみました。

【砂利敷きの厚み別必要量と費用】

  • 縦1m×横1m=面積1平方メートルの場合
  • 砂利は「瓦チップ」12kg入(容量約10リットル)、価格398円の場合

砂利の厚み

3cm

5cm

10cm

容 量

30リットル

50リットル

100リットル

購入数

3袋

5袋

10袋

重 量

36kg

60kg

120kg

費 用

1,194円

1,990円

3,980円

 

 

袋に砂利の容量が書かれていない!そんな時は?

実は、今回ホームセンターで販売されていた砂利のほとんどは、容量よりも重さが表示されていました。

水と違って、砂利の重さでは容量は分かりません。なぜなら砂利は種類によって比重が違うからです。

 

比重???難しい単語が出てきたけど、簡単です。同じ大きさの砂利でも軽石や防犯砂利のようにスカスカで軽いものもあれば、那智石のように密で重い砂利もあるからです。

 

じゃあどうしたらいい?

ご安心ください。袋にはだいたい使用目安が書かれています。使用目安を参考にすれば大丈夫です。

使用目安すら書かれていない!そんな場合は、袋のサイズを測ってください。

縦・横・高さ。この3つが分かれば大体の容量が計算できますよ。

 

1リットル=1000立方センチメートル であることさえ知っておけば大丈夫!

例えば、縦50cm、横30cm、高さ10cm の袋なら

(縦50cm×横30cm×高さ10cm)÷1,000立方メートル=15リットル です。

 

砂利敷きで高いのは、砂利そのものよりも運賃!

 

ご存知ですか?砂利敷きで高いのは、砂利そのものの値段よりも運賃なんです!!

1平方メートルあたりの厚み1cmの容量は10リットルです。

1袋10リットル入り(12kg)の砂利ならば、3cm厚でも1m×1mに3袋は必要。

面積10平方メートルのお庭に厚さ3cmで砂利を敷くならどうなるでしょう?

 

容量300リットル(=数量30袋)、重量360kg、砂利のみの費用11,940円

数量30袋、重量360kgの瓦チップ

容量・重量ともに大変な量です!

もし通販で砂利を購入するならば、これだけの重量物を自宅に届けてもらうとなると、地域によっては砂利の価格以上に運賃がかるんです。それは、化粧品やカバンなど小さくて軽い物は複数を1個口に梱包できますが、

砂利は、1袋=1個口がほとんど。 砂利のほとんどが必要数量分と同じ個口の運賃がかかるからです。

ネットで砂利の価格を調べてみてください。砂利自体の価格は安いけど、最後の注文確認画面では送料がドーンと乗っかってきて驚くと思いますよ。

 

なので、大変かもしれませんが、安く抑えるなら近場のホームセンターで購入したほうが断然お得!自分で運んできたほうが安く済みます。

もし、砂利を運べるような車がない時でもご安心ください。トラックの貸し出しをしているホームセンターもありますので聞いてみると良いですよ。

時間と体力はいりますが、砂利のみの費用だけで別途高い運賃がかからないのでオススメです。

 

他に方法はないの?

時間に余裕がない!体力に自信がない!そんな方にはこんな手も。

近くの建設業者さんで砂利を購入し、運んでもらおう!

例えば、当店地元福井県の庭用の砂利といったらケイ石なんですが、この場合業者さんと同市内の配達ではこんな感じでした。

 

2tダンプ1車分で、容量約1,100リットル、費用は運賃込で2万円程度

 

ちなみに2tダンプ1車分の砂利を3cm厚みで敷いたなら、約37平方メートル分。

5cm厚みで敷いたなら約22平方メートル分になります。

 

このメリットは、

  • 袋に入っていないため砂利を敷く際に封を開ける手間が省ける。
  • 自宅まで運んでくれるので重い袋の積み込みや移動がない。

 

逆に、デメリットは、

  • ある程度の量でないと運賃が高くつく場合がある。
  • 庭にダンプが横付けできない場合は、砂利の仮置き場が必要。
  • 袋に入っていないため砂利を移動する時は大変。

 

でした~。いかがですか?

業者さんにお願いするか、ホームセンターで買って自分で運ぶか、通販で自宅まで届けてもらうか、同じお庭の砂利敷きを考えてもいくつか方法があるので一番自分に合う方法を選んでみてくださいね。

最後に、お庭の砂利敷きDIY!

砂利が準備できたなら、あとは自分で敷いてみよう!Let’s DIY

砂利を敷くのはとっても簡単。

砂利を厚みが均等になるようにならすだけ。

この時、先に袋を均等に並べて置いてから作業していくとスムーズに出来ますよ。

トンボやレーキがあればより簡単に砂利が敷けます。

袋を均等に配置した様子

袋を均等に配置した様子

砂利の敷き均しの様子

トンボで砂利を敷きならしている様子

業者さんに頼めば、その分の手間が請求されちゃいます。

こんな簡単な作業は、日を分けてでもいいので少しずつ自分でした方が断然安く出来ます!

楽しみながら自分でしちゃいましょう。うちは、自分でしましたよ。

庭ではなくて、通路ですが。

幅1.2m×長さ6m=面積7.2平方メートルの通路

どうですか?それなりに良いいい感じに仕上がったと思っているのですが。

 

 

お庭の砂利敷き事例

砂利敷き事例は他にも沢山ございます。
お客様からいただいた砂利敷きDIY施工事例を多数ご紹介しておりますので、素敵なお庭づくりの参考になさってください。

砂利+レンガの施工事例

砂利とレンガのおしゃれな施工事例

防犯砂利の施工事例

防犯砂利を敷かれたおしゃれな事例

 

 

最後に、砂利を敷かれる前に読んでほしい!オススメの記事

◆知って損する事はありません!草が生えてこない!草むしりがなくなる、そんな方法を紹介しています。

砂利を敷くだけではダメ?雑草対策のコツ

◆さらに、これがあれば砂利が飛び散らない!歩きやすい!そんな方法を紹介

砂利を敷く前のひと手間に“砂利ズレ防止材”

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