お庭の雑草対策で失敗する防草シートとは?
何か新しい事をやってみようとする時、何か物を買おうとする時、まずはネットで検索して情報を収集しますよね。
例えば、お庭の防草対策。毎年毎年繰り返される草むしりは大変だし、お隣さんの目も気になるし、取り敢えず砂利を敷いてみるか・・・。ってネットで検索してみると、いろんな情報がズラリ。読んでみると
何々?砂利を敷いても雑草が生えてくるってぇ。
何々?「防草シート」を敷いてから砂利を敷くと草が生えてこなくなるって。
よしよし。
でもどんなシートか分からないし、ホームセンターで見てこようってなもんでホームセンターに行ってみる。
ホームセンターに行くと、スペースが最も広くて沢山売られているのが織物系の防草シート。黒色だけど安いし、砂利をのせるから見た目は気にしなくて良いかって購入したら大変なことになっちゃいますよ!
本ページでは、防草対策の失敗事例とその理由、対策をご紹介しますね。
お庭の防草対策で失敗した事例
ホームセンターで防草シートを買って、
ついでに綺麗な砂利も売ってたから買ってみて、
さっそく週末に防草対策・DIY。
少々防草シートがきれいに敷けなくても、砂利を敷くから見た目はキレイに。完成!
って感動でSNSに投稿してみたが、なんの1ヶ月もしないうちに雑草がぁぁぁあ。
えぇぇぇどうして?砂利をどけてみると、雑草が防草シートから突き抜けてる~。
ってこんな結果になるかもです。こうなったら、嫌ですよね。
私なら相当へこみます。何故なら、掛かったお金がもったいないというのもあるのですが、時間と手間がかかっているから。こんなふうに失敗したお庭の防草対策、補修は初めて施工するよりも更に時間と手間がかかります。
補修を経験しているから声を大にして言えます。
一旦敷いた砂利を別の場所に移動させるのは相当大変な作業です。これが夏場なら・・・ご想像にお任せします。
なので、当店にお問い合わせいただくお客様で砂利の下に防草シートをご検討中の方には必ずお伝えしております。
「織物系の防草シートは使用しないでくださいね。」
「砂利の下に防草シートを敷かれるのなら、織り目がなくて密度の高い不織布系の防草シートを使用してください。」と。
関連記事:砂利を敷くだけではダメ?防草対策のコツ
お庭の防草対策で失敗した理由は?
先ほどの失敗例の続きですが、お庭の防草対策で失敗した原因は?何が問題だったのか?
それは、お庭の砂利下という用途に対して防草シートの選定を間違えたからです。
一番手に取りやすい所に置いてあるからしょうがないのですが、織物製の黒い(緑でも同じです)安価な防草シート。を選定してしまったからです。
では、なぜ織物製の防草シートは失敗するのか?
失敗した理由① 土壌中の強力雑草の芽は、縦糸と横糸の隙間から突き抜けてきます。
織物製の防草シートは、縦糸と横糸を織ったものです。必ず織り目に隙間が有ります。もし、お庭に葉先の尖った強力な雑草があったなら、この隙間を見逃しません。必ず突き抜けて地上に顔を出してきます。
失敗した理由② 砂利層に生える雑草の根は、縦糸と横糸の隙間を突き抜けて土壌に根付きます。
防草シートの上に砂利を敷くと、砂利の層では必ず草が生えます。何故なら、雑草の種は常に砂利の上に飛んできているからです。雑草は、わずかな水分でも条件が揃えば発芽・発根します。水と栄養を吸収するため根を伸ばします。雑草も生きるために必死です。この根、実は芽よりも細いんです。であれば、防草シートを突き抜けて根を土壌に降ろしてしまうのは簡単に想像できてしまいます。
関連記事:驚き!飛来種子・砂埃にご用心!
生えてしまったら残念ながら いたちごっこ です。地上に顔を出した雑草は、日光を浴び光合成をして栄養分を地下に蓄えどんどん増殖します。土壌に根を下ろした雑草の赤ちゃんは栄養分を吸収し、どんどん土中に根を張り巡らし地上部を成長させます。
辛いです。お客様にはこんな失敗をしてほしくありません。
なので、価格に左右されないで欲しいです。
陳列スペースが広い=売れている=防草効果が高いって思わないでください。
織物系の防草シートは、とっても価格が安いです。
砂利プラス防草シートだから、綺麗に草を刈るから大丈夫だろうって安心しないでください。
確かに砂利+防草シートなので遮光率は完璧です。しかし、遮光率だけでは抑えられないんです。雑草は手ごわいですよ。
大変さを経験しているから、声を大にして言います。
砂利を敷いた後に雑草が生えて無残な結果になった現場を沢山見てきました。
そして補修工事もしてきました。(夏場も経験済み)むちゃくちゃ大変ですよ!
どの防草シートを選んだらいいのか不安な方は、防草シート選定ナビで質問に答えていただくと最適な防草シートを選定することができます。是非トライしてみてください。
なぜ、補修が大変なのか?
大変な理由① 草を抜こうにも雑草の根がシートに絡んで抜きにくい。
大変な理由② シートを剥がそうにも砂利を除去しないと剥がせない。
大変な理由③ 砂利は重たいからスコップで除去しようにもなかなか除去できない。
ものすごーく重労働です。心身共に辛いです。
お庭の防草対策で失敗しない防草シートを選定するポイント
お庭の防草対策で砂利の下に敷く防草シートを選ぶ時のポイントは、
ポイント①織り目のない不織布系の防草シートであること
ポイント②雑草の芽も根も通さない高密度の防草シートであること
不織布系の防草シートでも密度の低いフワフワのフェルトのような防草シートでは、葉先の尖った強力雑草や雑草の根は、簡単に突き抜けてしまうから密度は重要ですよ。当店では、貫通抵抗力を測定し独自の基準を合格したものをおすすめしています。
ちなみに当店のおすすめする防草シートは、「砂利下専用草なしシート」です。
材質:不織布
素材:ポリエステル
耐用年数:半永久(上に砂利などを載せない場合は5年)
価格帯:400円台(1㎡あたり)
砂利の下に絶対おすすめ! 失敗しらずの雑草対策
防草・防根機能が後々の管理を驚くほど楽に!
材質:不織布
素材:ポリエステル
耐用年数:半永久(上に砂利などを載せない場合は5年)
価格帯:400円台(1㎡あたり)
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さいごに
お金を掛けて、時間を掛けて、労力を掛けて、辛~い足・腰・肩に鞭打って、やっとする防草対策・DIYです。
1回のトライで出来るだけ長く、綺麗な状態が保てるように、一番最初に思い描いていた理想の状態が続きますように。
辛い草むしりがなくて楽になった~
お隣さんの目を気にしなくて良くなった~
夏場の虫が減った~、日焼けしなくて済むわ~
と体験していただけるようご提案します。
ネットでどの情報を信じたらいいのか、
どんな防草シートを選定したらいいのか、
どうやって施工したらいいのか、
不安になったなら、是非お気軽にお問い合わせください。
なぜなら、防草シート専門店「防草シート.com」の私達の使命は、
防草緑化事業を基盤とし、誠実にお客様の問題を解決する!
言い換えると、長年培ってきた防草緑化技術によってお客様の雑草問題を解決し、
快適に過ごしていただくこと!なのですから。
ってかなり熱が入っちゃいました(笑)が、きっとお客様のお力になれると思います。