開発秘話 防草シート専用接着剤 ウレタッチ編
予防補修資材の粘着テープに並んで人気のある 防草シート専用接着剤 ウレタッチ!前回の粘着テープ 開発秘話が好評だったので、今回も 開発秘話 こっそり教えちゃいます。
こうなったら、シリーズ化しちゃいますか~!!(笑)
そもそも防草シートと固定ピンだけでは雑草を抑えられない!
防草シートと固定ピンだけでは雑草を完全に抑えるのは無理なんです。
なぜなら、雑草は防草シートの重ね部分や、キワ(端部)からも出てくるから。
この防草シートのキワや重ね部から出てくる雑草は、周囲に何もないだけに栄養や日光を独占し、短期間でびっくりするぐらい大きく成長します。そして、その雑草は非常に目立ち、草刈り・除草をしようにもせっかく敷いた防草シートを切ってしまわないようにと慎重にしなければならない大変な作業なんです。
こんな雑草問題を解決するために開発されたのが、防草シート専用接着剤“ウレタッチ”です。
この防草シート専用接着剤“ウレタッチ”は、
- 防草シートと構造物(コンクリート舗装やアスファルト舗装など)を接着して、雑草が出てくる隙間をなくします。
- 防草シートと防草シートを接着して、重ね部分から出てくる雑草の隙間をなくします。
でも、この防草シート専用の接着剤。 出来上がるまでには、色々ありました。
従来の接着剤は、コーキングガンという専用の道具が必要でした。
▲コーキングガン
▲従来の接着剤の施工の様子
そしてこのコーキングガン、意外と大変なんです。
結構力があると思っている女性の私(笑)でも、レバーを握って接着剤を塗布する際に手が怠くなるぐらいなんです。若かりし頃は、長時間使用して手が痺れてしまったほどです。
さらに・・・
硬い防草シート(当店のシートだと「とことん草なしシート」)に使用すると、接着剤が固まる前にシートが浮き上がってしまったり、折り込んだシートがはねてしまうことがありました。
そのため、固まるまでに押さえが必要だったりと、ちょっと手間のかかる接着剤でした。
それが・・・
改良後の接着剤 ウレタッチは便利なしぼり出しタイプで、専用道具が不要になりました!絞り出しタイプになってからは力が要らずホントに楽に施工出来るようになりました。
更に、速乾性の接着剤にしたことで、固まるまでの押さえが不要になったんです!
さまざまな材質で試験を重ねた結果なんです。
防草シート専門店が開発した防草シート専用の接着剤“ウレタッチ”、もちろん当店の防草シートと相性バツグン?
ただ、残念ながらポリプロピレン製の防草シートにはくっつきませんのでご注意くださいね。当店の防草シートでは、「大面積専用草なしシート」や「アース機能付き電気柵専用防草シート」がポリプロピレン製(PP)の防草シートになります。
ポリプロピレン製防草シートの接着剤に関しては、また開発秘話がございますので、是非ご覧くださいませ。