防草シートは雪が積もっても大丈夫なの?
防草シートは雪の重さで破れないの? 雪がずり落ちた時めくれないの?
平地はともかく、法面(斜面)でも大丈夫なの?
雪国にお住まいの方は、こんな不安を持たれていませんか?
ご安心ください!
雪が積もっても防草シートは大丈夫!!
当店は雪国・福井県に本社があります。ここ地元では各地で防草シートが敷かれています。
地域によってはかなりの積雪量があるものの、防草シートに問題はございません!
雪国で注意しなければいけないのは、防草シートの敷き方なんです!
雪国でも問題なし!防草シートを敷く時のポイント!
雪国で斜面に防草シートを敷く時は、4つのポイントに注意して敷きましょう!!
1.防草シートを敷く前は、地面を整地するべし!
地面に凸凹があると防草シートにシワが入り、そこに雪が引っ掛かり、雪がずり落ちる時に負担がかかってしまいます。
2.防草シートは、法面(斜面)の上端に30cmほど掛けて敷くべし!
そうすることで、防草シートと地面の間に雪が入らず、雪がずり落ちても防草シートに負担がかかりにくくなります。
3.防草シートは、法面(斜面)の下側から重ねて敷いていくべし!
防草シートを2枚以上並べて敷く場合、屋根瓦のように上側のシートが下側のシートの上に被さるように敷きましょう。
瓦のように防草シートが敷いてあると、シートの継ぎ目部分の隙間に雪が入り込まず、雪の重みで破れたりめくれたりしません。
4.固定ピンは50cm間隔で打ち込むべし!
防草シートの固定ピンの打ち込み間隔が広すぎると、防草シートと地面の隙間に雪が入り込みめくれやすくなります。
また、固定ピン1本あたりにかかる負担が大きくなり、防草シートが破れる可能性があります。
以上が、雪国でも安心して防草シートをお使いいただくためのポイントです。
そして、このポイントに注意して防草シートを敷いていただくことで防草効果アップも期待できます!
防草効果がアップするとは?
・防草シートにシワがなければ、砂ぼこりが溜まりにくく飛んでくる雑草の種も発芽しにくい!
・斜面の上端に防草シートを掛け、継ぎ目部分を屋根瓦のように敷けば、雨水が入り込まないから防草シートの下に水の通り道を作りにくい!
※防草シート下に水の通り道が出来てしまうと、土手が崩れていく原因となります。
・固定ピンで防草シートをしっかり50cm間隔で固定すれば、雑草による防草シート端部の持ち上げがなく、風の侵入によるめくれを防げる!
いかがでしたでしょうか?これで、雪国で雑草にお困りの方も安心して防草シートが使えますね!
ただし、除雪車で防草シートを引っかけると破れてしまうので、もし破れてしまった時は雪解け後、早めの補修をお願いします。
【雪国での防草シート事例】
※防草シートを敷いた後、芝桜を植えてある場所です。
防草シートの敷き方に注意すれば、雪が積もっても大丈夫! さらに、防草シートを正しく敷かれることで防草効果がアップできて、一石二鳥です!!