農地の防草シート事例(畑)
【トム様】農地の雑草対策事例
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1)ジャングルと化した状態
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2)カボチャ作りが終わった状態
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3)クローバーと雑草の繁茂状況
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シート張り完了(畔波板の処理と隣の笹)
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接着剤とU字溝ピンで端部処理
トム様より
◆今回の防草シート張りの経緯
定年退職まで放っておいた農地は、ジャングルと化し、皆さんに迷惑をお掛けしていました(写真1)。
定年を機に、草や木を伐採し整地しました(写真2)。
整地した後はカボチャを植えましたが、残っていた蔓草がでてきてしまい、カボチャをあきらめ、クローバを植えました(写真3)。
クローバ畑は、初春にはナズナが、梅雨ごろにはつゆ草が繁茂し、3か月に一度は45Lのごみ袋に6袋の除草が必要なうえ、夏には蔓草も出て来るは、シロツメクサは大部分が枯れてしまうはで、カバープランツは諦め、防草シートに至りました。年齢のこともあり20年の高耐久性のシートを選びました。
◆シートを張る方向の決定
季節風は⻄から、台風は東風、南風、⻄風と吹くこと、畑が東⻄に⼭形に傾斜していて、雨は東⻄に流れることから、列数は多くなるが東⻄⽅向にシートを張り、シートの継ぎ目は北側に(北側列から張ることに)しました。
◆作業の日数
ホームページにあるやり⽅に沿って、奥さんと二人(二人とも69歳)でシート張り(9列)と各シートの接着に2人で1日。周囲の処理、(畦波板との隙間うめ、果樹回りの穴あけ、コンクリート板へのシートの貼り付け、U字溝ピンの打込み50本)が1人で1日。ピンの打込み800本を1人で1日と少し、がっちりシール張り850本を2人で1日弱、都合3日で完了しました。
3日共、晴天で風の弱い日だったので、シート張りとU字ピン打ちの日をずらせました。
シート張りはもう何回もやっていますが、重ね部分の幅決めは不正確になってしまいました。
ピン打ちはピンが太いので、力任せで大丈夫でした。
◆作業中に手こずったこと
ウレタン接着剤の塗布、チューブが絞り難いこともあって、最初は素手でやっていました。そしたら接着力が強く、手についた接着剤は、ペイントシンナーでもアルコールでも取れず、毎日風呂でごしごしやって3日めでやっと取れました。(途中から軍手をつけ、接着剤が着いたら土を触り軍手がくっつかない様にしました。)
◆反省点
奥さんが暑いさなかに、早朝から草取りに行くのを見て申し訳なく思い、思い付きでシート張りをしたので、トラクターの後の転圧をせず、表面にデコボコが残った状態でシートを張ってしまいました。計画的に進めるべきでした。
◆不安点
隣の畑は、笹が繁茂しているため、侵入している根はすべて取り除き、境界の畦なみ板を深く入れ直し、笹が侵入しない様にしているが、シートの下に侵入して来ないか大変不安です。
【当店からひとこと】
まずは、これだけの広い土地の雑草対策、お疲れ様でした!!
そして、防草シート張りに至るまでの経緯から、作業中にてこずったことや不安点まで詳しく丁寧にまとめていただき有難うございました。
トム様から頂いたお声はとてもわかり易く、現在雑草でお悩みの方やこれから防草シートを張ろうとお考えのお客様にとって大変参考になり、手助けになること間違いなしです!!
色々と教えていただき有難うございました(^-^)。
なお、不安点の笹については、根が侵入してくる可能性はありますが、がっちり草なしシートを突き抜けることはありませんのでご安心ください。