まず、防草シートの効果は、
防草シート自体の性能はもちろんのこと、
敷く際の丁寧さにかなり左右されます。
こう言われると、自分で敷くのをためらってしまいがちですが、
敷き方のポイントをしっかり押さえておけば専門業者さんにお願いしなくても、自分できちんと敷くことが出来ます。本ページでは、防草シート全般に当てはまる基本的な流れを簡単に説明しておりますので、
是非参考にしてください。
なお、お届けする防草シートには施工マニュアルが付いておりますのでご安心ください。
※2月1日より標準ピンがU型ピン(標準)に変わり、シート中央部のピン打設間隔が200cm→100cmに変更になりました。動画の内容と異なりますのでご注意ください。
根元まできれいに草を刈り、刈り払った草は集めて処分して
地面の凸凹を整地します。
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切り株など尖ったものを完全に除去
木質化した雑草の尖った切り株が残っていると、防草シート設置の際にシートが破れる事があります。きれいに除去してください。
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平らに整地
地面の凸凹が激しいときは、スコップなどで平らに整地してください。そのまま防草シートを敷くと、シートにしわが入りそこに砂埃がたまりやすく雑草発生の元になります。
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除草をしっかりと
除草をしないでシートを敷くと、シートにシワが入って、砂埃がたまりやすくなります。
防草シートを地面に置き、
少しずつ引っ張りながら転がして広げていきます。
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転がしながら
防草シートは、表面が上に出るように巻き取り梱包されていますので、裏表を気にすることなく地面に置いて転がしながら敷いて下さい。
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少しずつ広げて
防草シートは少しずつ広げながら敷いていきます。一度にたくさん広げすぎると風にあおられて敷きにくい場合があります。
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防草シートの継ぎ目は十分に
防草シートの継ぎ目は、シートの重ねを10cm以上設けてください。重ねが狭すぎると雑草が出てくる原因となります。
【防草シートの使用目安】 防草シートの必要面積は、シートの重ね合わせやロス分を加味し、敷きたい面積の1.1倍が目安です。
防草シートが風で飛ばされないようしっかり固定します。
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位置をマーキング
メジャーをあててあらかじめチョークなどで固定ピン位置をマーキングしておくと作業が早いです。下図の固定ピン打設位置図を目安にマーキングしてください。
【1m×25m規格の場合】
【2m×25m規格の場合】
【防草シートを並べて敷く場合(例:1m幅シート)】
※防草シートの継ぎ目は、シートの重ね部分を2枚まとめてピンで固定してください。
※とことん草なしシート、とことん防草シートライトには、50㎝間隔で黒または白色の印加工があります。印を目安にして作業いただくとメジャーが不要でスムーズに作業できます。(ただし、シートが1m×4.8m規格の場合は、印加工にバラつきがある場合がございます。)
※砂利下専用草なしシート、場所に特化した防草シートは打設位置図が異なりますので、商品ごとの敷き方をご確認ください。
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方向を変えて障害物を避ける
下に石ころなどがあってピンが刺さらないときは、少し抜いて方向を変えると刺さる場合があります。
ピンが刺さらない時の対処法 -
固定ピンの数を減らさない
固定ピンの本数は減らさないでください。減らしすぎると、固定する間隔が広くなり、シート端部から生える雑草がシートを持ち上げ、その隙間から風が入り込みシートがめくれる原因となります。
ピンの数を減らすとどうなる? -
打ち損じはシールで補修
ピンの打ち場所を変更するときは、打ち損じたピン穴部にピンシールを貼っていただくと、雑草の発生を予防できます。
防草効果がアップ!
予防補修資材の併用で後々の管理が
驚くほど楽に!
基本フローに予防補修資材を使用した応用フローを実施していただくと、
防草効果がアップし維持管理手間をさらに削減できます。
お住まいから遠い土地や、別荘など普段なかなか手を掛けれない場合の雑草対策には
断然お勧めです。
固定ピン穴を隠すようにピンシールを貼り付け、
隙間の無いようしっかり圧着します。
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砂埃をしっかり取り除く
ピンシールを貼り付ける部分の砂埃は、しっかり取り除いてください。砂埃が付着していると接着力が落ち剥がれの原因となります。
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濡れていると接着力が低下
防草シートが濡れていると接着力が落ちますので乾いてから作業してください。
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浮きがないようしっかり圧着
ピンシールに浮いた箇所が無いよう隙間なくしっかりと圧着してください。
粘着テープを裁断し、切り込み部に貼り付け、
隙間の無いようしっかり圧着します。
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砂埃をしっかり取り除く
粘着テープを貼り付ける部分の砂埃は、しっかり取り除いてください。砂埃が付着していると接着力が落ち剥がれの原因となります。
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濡れていると接着力が低下
防草シートが濡れていると接着力が落ちますので乾いてから作業してください。
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浮きがないようしっかり圧着
粘着テープに浮いた箇所が無いよう隙間なくしっかりと圧着してください。
シート重ね部に粘着テープ、または接着剤を
貼り付け、隙間の無いようしっかり圧着します。
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砂埃をしっかり取り除く
粘着テープまたは接着剤を貼り付ける部分の砂埃は、しっかり取り除いてください。砂埃が付着していると接着力が落ち剥がれの原因となります。
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濡れていると接着力が低下
防草シートが濡れていると接着力が落ちますので乾いてから作業してください。
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浮きがないようしっかり圧着
粘着テープまたは接着剤貼り付け部分に浮いた箇所が無いよう隙間なくしっかりと圧着してください。
防草シートを構造物に被せて接着し、
隙間を無くします。
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接着剤と特殊ピンの併用でより防草効果を高める
防草シートは、あらかじめ接着剤で構造物に貼り付けておきます。その後で専用の特殊固定ピンで固定していただくと防草効果・固定力がアップします。
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構造物の種類によって、固定する特殊固定ピンを選択してください
・道路や駐車場などのアスファルトには、「アスファルト固定ピンセット」を選択。
・縁石などのコンクリートには、「コンクリート固定ピンセット」を選択。
・水路などのU字溝には、「U字溝専用ピン」を選択。 -
大面積専用草なしシートにはポリプロピレンシート用接着テープ!
大面積専用草なしシートのようなポリプロピレン素材の防草シートをご利用の場合は、構造物の種類に関わらず「ポリプロピレンシート用接着テープ」をご利用ください。