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スタッフブログ

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2016年11月1日

研修で学んだツル植物の世界

こんにちは。スタッフの坂口です。 先週金曜日は、1日お休みをいただき有難うございました m(_ _)m
おかげさまでスタッフみなで研修に参加でき、雑草に対して更に知識を高めることが出来ました。

blog研修(つる植物)

研修内容は、
宇都宮大学 雑草と里山の科学教育研究センター 准教授 西尾孝佳様による『あなたの知らないツル植物の世界』
タイトルどおり本当に”ツル植物の知らない事”をたくさん教えて頂きました。今回の研修でなるほど!へぇ~そうなんだ。っと新たに学んだことや気づきを少々ご紹介させていただきますね。

ツル植物は、暖かい地域は非常に多いが、寒い地域は少ないということ

理由は、ツル植物は導管が太く、凍結するような地域は、水や養分などを運ぶ機能を失いやすいから生息しづらいとのことです。 これを自分なりに噛み砕くと、雑草対策を考えた場合、九州地方など暖かい地域に行くほど、ツル植物が多く生息し、ツル植物が出やすい防草シート端部や、防草シート重ね部などの処理が非常に重要となるということになります。

ツル植物は、森の中ではなく、林縁と呼ばれる端っこを生息地としていること

そのため、道路沿いや新規住宅地など新規に山を切り開いて出来た土地がツル植物にとっては良い環境だということ。

ツル植物の『クズ』は非常にやせた土地でも育ち、驚くほど成長速度が速いこと

『クズ』は、マメ科植物のため根粒菌の共生により窒素固定が出来るので非常にやせた土地でも育ち、1日30㎝も伸長する事がある恐ろしい雑草だということ。これを自分なりに噛み砕くと、山を切り開いた新規開拓地にはクズが最初に侵入しやすく、あっという間に大きくなる雑草なので侵入してきたらすぐさまネコソギ退治する事が非常に重要ということになります。

他にも驚きの内容があり、とても面白い内容でしたが、すべてご紹介するには1時間以上かかってしまいます。 なので、ここまでにしておきますね(^ー^) でも、今回の内容は当店スタッフの頭の中に保存されていますので、今後増加すしていくと思われるツル植物の雑草対策の際に是非活用していたいと思います。