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スタッフブログ

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2017年3月13日

防草シートの勉強会が開催されました!

こんにちは! 防草シート専門店「らくやのう」の吉尾ことよっしーです。

 

ふふふ~嬉しいことにこの度数年ぶりにあだ名を頂戴しました!

苗字が既に名前っぽいのでなかなかあだ名をつけてもらえることがなくてですね…

(前職ではミドルネーム制度があったのでミドルネームはありました笑)

なのでちょくちょく推させていただきます?

 

 

さて、ちょっとアップが遅くなってしまいましたが、

2月の末日に弊社で防草シートの勉強会が開催されました!

 

 

入社して早半年になりますが”通販”という業務の性質上、なかなか施工に携わる機会に恵まれなかったりします。

先日の出張施工なんて激レアもいいところなんです(笑)

 

勉強して、お客様とお話ししてお悩みを伺って、そこから考えて。

知識は増えていくのですが、やはり体験しないと細かいニュアンスをお伝えするのが難しくなりますよね。

 

 

「実際にやってみないと分からないこと、伝えられないこともある」

 

 

というわけで、今回は施工が初めてになる方々を交えて、

小規模ながら2か所に防草シートを施工しました!今回はその模様をお伝えします(ノ^∇^)ノ

 

 

 

まず1ヵ所目はこちらの法面に施工します。

周りはしっかり防草シートが施工されているのに何故かここだけが空いています・・・

まるで今回の勉強会を予見していたような空き方です(笑)

 

01_防草シートを施工する法面

 

雑草の処理もいろいろありますが、強力雑草が見当たらないので草刈り機で除草処理を行います。

 

02_雑草処理

 

ややや!際どい所に草刈り機が迫っていますね…!

 

写真では防草シートを破らない特殊な草刈り機を使用しているので絶妙~~~な箇所を草刈り出来ていますが・・・

普通の草刈り機だったらシートを破ってしまいますのでマネしないでください!?

 

 

除草が済んだら防草シートの登場です。

こちらの現場の施工に使うシートはらくらく草なしシート!

 

らくらく草なしシート+ピンセット

 

みんなでシートを広げてみます♪

 

04_防草シートを広げます

 

普段はサンプルサイズを触ることが多いからか、自然とテンションもアップしています✨

 

05_ピンの説明

 

続きましてピンの説明に移りましたが、ベテラン社員の説明にも熱がこもります。

 

 

らくらく草なしシートのセットにはUピンが付属していますが、

折角の勉強会なので、Uピン以外のピンも使います!

 

06_防草シート用ピンの種類

 

強度に定評のあるJピン(右端)はもちろんのこと、丁度水路もあるのでU字溝ピン(左端)もお目見えです!

お恥ずかしながらU字溝ピンは私も初めて打設します…!どきどき。

 

07_U型ピン打設

 

まずは端部を打設します。

重ね部分からの雑草を防ぐためにしっかり10cm以上重ねてピンを打設してください。

 

08_打設位置印付け

 

端部をピンで固定したら、チョークを使って打設位置に印を付けていきます。

防草シート外周の打設間隔は50cmです。

 

 

ここで豆知識!

今回はメジャーを使って測りましたが、なんと!ピンを代用していただくこともできます!

Uピン(中)であれば1本20㎝ですので、2本半並べれば50㎝に♪

Uピン(大)であれば1本25㎝ですので、2本並べれば50㎝になります♪

打設間隔が50㎝区切りのシートが多くありますので、もしJピンを一緒に購入された場合は是非お試しくださいねo(^▽^)o

 

 

水路のところはもちろん!U字溝ピンを使用します。

 

09_U字溝ピン

 

写真ではイイ感じに打設できていますが、個人的につまづきやすいポイントかな~と思いました。

 

 

と、いいますのもピンの先が微妙に構造物にぶつかって引っかかってしまい、すんなり打設できない場合があるのです。

私もそうでしたが、こうなると打設を躊躇してしまうお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

真横から見たイメージとしてはこんな感じです↓↓

 

U字溝ピンがぶつかる!

 

しかし!諦めるのはまだ早い!!

 

ほんのちょ~~っとの差でしたらハンマーで叩くことでピンが広がり、写真のようにピッタリと構造物にはまります。

ピッタリとはまっている方がピンとしての効果が高くなります。

ほんのちょっぴりの差の時は、勇気を出してチャレンジしてみてください!

 

 

さて、ピンの打設が済んだらピンシールを貼っていきます。

 

11_ピンシール

 

色々な資材を使ったのでプラ座金も混じっていますが、プラ座金の所はピンシールを貼らなくてOKです。

 

合計で2枚の防草シートを貼りました。

出来上がりはこちら!

 

0228らくらく施工写真

 

このピシッとした感じが堪らないですね♪

(※こちらの写真は吉尾がうっかり撮り忘れていたので実は今朝急いで撮影してきました)

 

 

 

続きまして2か所目を施工します!

現場はこちら、水路横のこれまた法面になります。

 

12_とことん草なしシート

 

やけに破れていますよね?!

それはなぜか・・・当県は雪国であることと、場所が大いに関係しているのです。

 

 

周辺地理を図でご紹介するとこのようになります。

0228施工箇所

 

場所はT字路の角の部分。

毎年除雪車が角を曲がる際に巻き込んで写真のような状態になってしまうのだそうです(; ̄ー ̄A

 

ちなみに農地などでも車両が誤って防草シートを巻き込んで破ってしまうことがありますので、

十分にご注意ください!

 

 

では施工に移ってまいります。

既に敷いてあるシートと合わせまして、ここではとことん草なしシートを使用します!

 

mame_tokoton_set

 

そしてアスファルト部分にピンを打設する必要がありますので、アスファルト専用固定ピンを使用します!

 

mame_asphalt

 

またまた個人的にはじめましてな資材が出てまいりました!

これで本当にアスファルトに打てるの?と思う方もいらっしゃると思います。

実際のところ私も半信半疑でした。

 

でもちゃんと打てるんです!

 

13_アスファルト専用固定ピン

 

アスファルトの経過年数によって硬さが変わりますが、女性が打設してもこの通り!

 

ちなみに今回打設したアスファルトは全く新しいものではありません…硬めの部類に入ります。

打設方法としては「はじめは大胆に、後半は小刻みに」がポイントになります♪

 

最後まで大胆にするとついワッシャーを割ってしまったりするのでご注意ください;

 

15_アスファルト専用固定ピン3

 

とことんシートには50㎝間隔の印が付いているのでチョークなどで印を付けなくても大丈夫!

しかも打設のコツも掴んだようで、さらに作業はサクサクと進んでいきます。

 

16_構造物キワ処理

 

最後に電柱のきわ部分を処理して、ピンシールもしっかり貼って完成となります。

 

17_とことん草なしシート施工完了

 

やはり綺麗になると気持ちがいいですね!

 

 

施工を行うには時間、そして何よりも場所が必要になります。

そのためなかなか日常的に携わることが出来ませんが実際に体験すると座学の何倍も経験値を積める気がします。

 

今回の勉強会を受けて、沢山のメンバーのモヤモヤがスッキリしたように感じました^^

もちろん私もです。経験出来たことは自信をもってお伝えすることが出来ます!

 

 

今回のような「実際にやってみる・触れてみる」といった機会がこれから増えていく予定です。

きっと新しい気付きや、新しい伝え方も増えていくと思いますので

またこの場を借りてお伝えさせていただきますね。

 

 

もうすぐ春本番。最も当店が活気づく季節に差し掛かっています。

どうぞ今季もよろしくお願い致します。